紙のカタチ

焼くと陶になる紙『陶紙』。
紙の作家として、この素材をなんとかカタチにできないか。

はじめは焼き上がりの脆さに呆然としました。
これならば紙で良いのではないか。粘土で良いのではないか。
そこの境界線、交わるちょうど良いところにたどりつきたいと試行錯誤。いろいろためし少しずつ改善しながら、現在のカタチに辿り着きました。
紙という素材を生かすためにちぎってカタチをつくり、紙が燃えて陶に変化したら釉薬で色彩を纏う。
紙ならではの薄さと釉薬の美しい色彩、軽やかさはこの素材だからこそできる魅力だと思います。

工芸都市高岡2023クラフトコンペティションにて入選させていただきました。

作品募集テーマが「とびこえる」。紙から陶へ素材をとびこえた作品となっているのではないかと思っています。

工芸都市高岡2023クラフト展が開催され、入賞・入選作品が展示販売されます。

2023年11月3日(金)〜5日(日)
午前10時~午後6時
※初日は午前11時から、最終日は午後3時まで
御旅屋セリオ 2階特設会場(富山県高岡市御旅屋町101)
入賞作品・入選作品の展示・販売
入場無料

このコンペを知ったのは師匠に弟子入りしている時。師匠が和紙の灯りで入選した時の冊子を見て、わたしもいつか応募してみようって思い2年前初めてコンペというものに挑戦してみました。 結果は一次通過まででしたが、今回2回目の挑戦。締切ギリギリになって急におもいたったので、ふだん制作している作品で焼き上がっていた陶紙をいつも通り丁寧に仕上げての応募。
賞には届きませんが、試行錯誤、少しずつ改善しながら今のカタチになったこの作品をを見ていただけることが嬉しいです。
ありがとうございます。

そして紙の作家ならこの素材を使ってみたらと陶紙を教えてくれて一緒に試行錯誤してくれた @iidahirotake 先生に感謝でいっぱいです✨

ということでせっかくだから富山に行ってみようと思います!
とっても楽しみ♪

丁寧に仕上げた作品を桐の箱と手漉き和紙で可愛く梱包できたらいいなと考えて用意したのだけれど、あーでもないこーでもないと不完全燃焼でのカタチで送ることになってしまい、送った後にこうすればよかったと思いつきました。

より良い形でお届けできるよう常に試行錯誤です。

 

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